カキナーレ
若者の本音ノートを読む

深谷 純一 編著

ISBN978-4-86249-420-7
「書き慣れ」が、舌がもつれて「カキナーレ」。京都の女子高校の教員時代に国語の作文教育の一環として始めた、なんでも、書きたい時に、好きに書いて良い「カキナーレ」ノート。
発表はペンネーム、ウソもOK。ノートに溢れる本音の数々。高校退職後は、大学の非常勤講師として、今度は学生たちに書いてもらった。そんな本音ノートに、自身のコメントを付して紹介。毎日新聞京都版の146 回にわたる連載から、精選して再編集。
カキナーレ
若者の本音ノートを読む

深谷 純一 編著
四六判・ソフトカバー・294頁
定価
(本体1,800円+税 )
ISBN978-4-86249-420-7
 2021年 11月 刊行
 
■主要目次
Ⅰ 生きる・わたし編
 彼女の雄姿/女子学生はパワフル/危うい男子大学生/私、結婚できるかな/違う自分に出会うとき/化粧で埋める理想と現実/一人娘のけなげな心/生き方を問い直す/前向きな生き方/私は私/ほか
Ⅱ 家族編
 父親への応援歌/息子から見た父親/父親と女子大生/母と娘の「一体化」/おばあちゃんの目線/兄の自立 妹の思い/弟に彼女ができた/ふられた日の食卓/新しいお父さん/心の成長/増加する共働き世帯/ほか
Ⅲ 恋愛・教師・友達・バイト編
 女子たちの恋愛事情/やさしい男子たち/のび太の生き方/「嫌い」と言えない/妊娠というリスク/M28星から来た担任/お人よしセンセの逆襲/コンビニでのバイト/通過儀礼/これぞ、友達力/親友と呼べる人/ほか
Ⅳ 日常編
 敏感な心で戦うコギャル/最近のナンパは芸がない/ケータイ/闇は癒しの空間/マンションの隣人/デートスポット・鴨川/チカン/バレンタインデー/かっこいい男性像/「特別な日」の役割/正月風景/優雅な京言葉/ほか
Ⅴ 社会一般編
 オヤジたちの疲れた姿/駅や車内で「課外授業」/夜10時半 塾帰りの少年/なつかしがられる人/就活/万引きの現場/老人たちと向き合う/原発事故の責任/戦争の本質/児童虐待/人種による人格否定/ほか
 ふかや・じゅんいち…1942年東京・目黒生まれ。明治学院高校で生涯の師と出会い、文学作品の「読み」から「書く」ことにつなげて行く作文教育の重要性を学ぶ。’60年、師の影響で教師の道を選び、早稲田大学教育学部国語国文学科に入学。卒業後、京都の私立成安女子高校(現、京都産業大学付属中高校)に赴任。主に現代文・表現指導を担当。’ 96 年から始めた「カキナーレ」の実践で、ようやく作文教育の醍醐味を知る。成安を退職後、同志社大、大谷大、佛教大などの非常勤講師として、国語教師志望の学生たちに作文教育の面白さ知ってもらうためカキナーレを実践してもらった。現在は、社会福祉ボランティア団体「カキナーレ塾」を主宰し、「カキナーレ通信」の発行(年3回)や読書会・教育集会・朗読会等を企画・実施。京都市在住
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