大安寺 国家筆頭大寺へのあゆみ
 大安寺歴史講座3

木下 正史 著/大安寺 編

ISBN978-4-86249-393-4
  長期にわたる発掘調査により明らかになった、大官大寺跡の、他を凌駕する壮大な規模の九重塔や寺院構造。当時の東アジア諸国間の関係を視野に入れながら、国家寺院における九重塔の建設の実態と、背景にある歴史的意義について考察する。
 ◉南都・大安寺歴史講座第三弾◉
今日までの様々な研究や発掘による成果に基づき、その宗教的意義や文化的意義を再認識する講座の単行本化
大安寺 国家筆頭大寺へのあゆみ
 大安寺歴史講座3

木下 正史
(東京学芸大学名誉教授)

大安寺 編
B6判・並製・162ページ
定価
(本体1,500円+税)
ISBN978-4-86249-393-4
2020年 5月 刊行
■主要目次
はじめに
第一章 舒明天皇発願の百済大寺……氏寺(私寺)から官寺へ/舒明天皇とその政治/百済大寺の造営経過/吉備池廃寺の発掘/吉備池廃
 寺の性格と寺名/百済大寺跡発見の古代史研究上の意義/舒明天皇時代の再評価/小山田古墳と舒明天皇初葬陵
第二章 天武朝大官大寺と文武朝大官大寺……官寺制の成立と大官大寺/『日本書紀』『大安寺伽藍縁起』などから窺える大官大寺の造営経過/『続日本紀』などに見える大官大寺の造営
第三章 大官大寺の研究のあゆみ……大官大寺とその遺跡/江戸時代・明治時代の研究/昭和時代の研究
第四章 大官大寺跡の発掘……奈良国立文化財研究所による発掘/小字「講堂」土壇の発掘/中門と回廊の発掘調査/寺域東辺地域の発掘調査/金堂推定地の発掘調査/塔跡の発掘調査/講堂跡と回廊の発見/寺域北限塀の発見/大官大寺の伽藍、堂塔の特色/焼亡時の堂塔の状況と伽藍の建立年代/天武朝大官大寺と文武朝大官大寺との関係
第五章 東アジア諸国の国家寺院と九重塔建立藍……東アジア諸国での木造九重塔の建立/北魏洛陽城と北魏の仏教寺院/永寧寺の創建と伽藍/新羅の皇龍寺/百済の弥勒寺/高句麗の清岩里廃寺
 主な参考文献
きのした・まさし…1941年東京都生まれ。東京教育大学文学研究科修士課程修了。’68年奈良国立文化財研究所に入り、平城宮・京の発掘調査に従事。’70~’90年まで、飛鳥・藤原京の発掘調査・研究に携わる。’90~2007年まで東京学芸大学教授、’11年まで同特任教授。現在、東京学芸大学名誉教授。主要著書『飛鳥・藤原の都を掘る』(吉川弘文館 1993)、『藤原京』(中央公論新社 2003)、『飛鳥幻の寺̶大官大寺の謎』(角川書店 2005)、『飛鳥から藤原京へ』(共著、吉川弘文館 2010)、『古代の漏刻と時刻制度―東アジアと日本』(吉川弘文館 2020)。
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