十善戒とは「不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不綺語・不悪口・不両舌・不慳貪・不瞋恚・不邪見」を言う。仏教における十悪を行わないという戒律としたもので、僧俗共通の仏教者としての戒である。江戸時代後期の僧侶、慈雲尊者によって広く宣揚された。
本書は、この慈雲尊者の十善戒作法を参酌し、現代社会において、在家者に十善戒を授けるための作法を折本次第にまとめ、さらにその解説書を別冊として洋本冊子にまとめたもの。 |
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現代 在家十善戒授戒作法
藤谷宗澄・槙尾亮順 編著 |
| A6判・折本+洋本・筒ケース入 |
定価
（本体8,000円＋税） |
| ISBN978-4-86249-357-6 |
| 2019年 ２月 刊行 |
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▲次第組見本
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ふじたに・そうちょう…1962年大阪府生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。’87年法隆寺に入寺。以後、南都教学を修学、田原亮演師に師事し西大寺流にて加行成満。阿波太龍寺にて虚空蔵求聞持法を成満。現在、四天王寺大学教授。
まきお・りょうじゅん…1976年兵庫県生まれ。高野山大学国文学科卒業。四天王寺管長出口順得師に師事、稲谷祐宣、佐伯泉澄、永田覚範師等に就き事相を、吉田寛如、西口慈泉師に就き声明を学ぶ。現在、法務の傍ら、慈雲尊者上足の鑁慶和上の受法せし西大寺流や正法律思想を研鑽。 |
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