共感覚でスピリチュアルを読み解く


遠森 慶 著


ISBN978-4-86249-342-2
 文字に色、いのちに光
文字や人に色を感じ、音に形を感じるなどの「共感覚」と、いわゆる超能力や心霊現象はつながっているのではないか。共感覚者である著者が、自らの知覚体験や調査と国内外の事例を踏まえ、共感覚と「こころ」や「いのち」の関係性を考える。
共感覚でスピリチュアルを読み解く

遠森 慶 著
四六判・並製・207ページ
定価
(本体1,500円+税 )
ISBN978-4-86249-342-2
 2018年9月 刊行
 
■主要目次
第一章 解明されてきた共感覚
 
最も多い「文字に色を感じる」/音楽がカラフルに見える「色聴」/音視?―四つ葉のクローバーの声/不思議の国のアリス症候群/超敏感性格ゆえの生きにくさ/脳内司書のズボラによる記憶再生ミス/ほか
第二章 誰もが持つ共感覚
 
世界中の人がaに赤か緑を感じる/共感覚を自覚しない人々に行なわれた実験/誰もが持つ「図形の音」/動物の名前にみられる音の有意偏差/ほか
第三章 何を感じとっているのか―謎を残す共感覚
 
他人と知覚を共有する「ミラータッチ」/オーラの正体は「プロジェクター型対人色覚」?/天使の輪、天女の羽衣/女性の排卵を感知する/動物にみられる「仲間の死期予知」/色と音で危機を察知する/ほか
第四章 共感覚と「夢のクロス」
 
霊的現象は共感覚の先にある/共感覚者と「夢」/AV機器のような操作ができる「明晰夢」/夢の中の共感覚少女/『今昔物語』に記録された夢クロス/世界各地で続けられる夢テレパシー実験/体外離脱と透視は異なる/ほか
第五章 意識は体外で何をしているのか
 「地球意識プロジェクト」の世界規模実験/親しい人の病患部が「見える」「聞こえる」/さいはてのイタコが「降ろす」もの/救命集中治療部の医師が語るもの/脳の磁気感知と地震予知/ほか
第六章 生まれ変わりと進化
 見たはずがない「路上の京王線」の記憶/受乳とフスマのがらの記憶/役人も検証した「勝五郎の前世記憶」/精子のころから覚えている子供/胎内記憶と共感覚を結ぶ「HSP」/ほか
第七章 遊離意識群と「引き寄せ力」
 
意識群が絡み合って未来を作る/「虫の知らせ」や「天の声」/ハグやアニマルセラピーの効果/歌われない歌が示す「神的存在との交渉」/人間にはスピリチュアルが必要/ほか
まとめ 私たちが自然界とつながっているうちに
 参考文献
 著者プロフィール
とおもり・けい…フリーライター、大阪府在住。1964年、東京の古典芸能家系に生まれ家督を継ぐも、身体的理由で舞台を降り、出版やデザイン会社勤務を経て独立した。読める文字すべてに色を感じる共感覚と、操作可能なリアル夢(明晰夢)、不思議の国のアリス症候群などの精神様態が幼時からある。
著書は『日本の路面電車』(宝島社/2013年)など10冊。2014年からの闘病生活後、本書は復帰第一作。
共感覚サイト⇒https://www.tomorikei.com
Topページに戻る
ABOUT SEARCH FREE SEARCH

Copyright (C) TohoShuppan all rights reserved.