| 真言密教の秘密行法の世界を明かす | 
        | 6月1日の行の開始から成満の7月21日とその後まで、五十日間にわたり虚空蔵求聞持法を修した体験を、克明に、そして赤裸々に記した行中日誌を公開。 | 
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            | 行者日誌 虚空蔵求聞持法 新装版
 
 古梶 英明 著
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            | 四六判・並製・200ページ |  
            | 定価 (本体1,600円+税)
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            | ISBN978-4-86249-301-9 |  
            | 2018年 2 月 刊行 |  | 
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              | ■主要目次 序………………味岡良戒(大本山大覚寺第56代門跡)
 はしがき
 
 求聞持法とは
 
 行者日誌
 
 あとがき
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              | ◉本文より 念誦の時、真言が悉曇(梵字)となって見えることがある。行者の口から出て本尊へ入り、本尊から出て、行者の心月輪に入る輪になるのである。しかし今日は、この悉曇の輪が途中で捻れ出し、あの四次元の輪のようになった。表が裏に、裏がいつの間にか表になっているというあの輪である。数学等に使う無限を表す記号に似たあの輪の形になって真言が見える。
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        | ◉虚空蔵求聞持法◉ 虚空蔵菩薩を本尊として礼拝する修法。一定の作法に則って虚空蔵菩薩の真言を百日間ないし五十日間かけて百万遍唱えるというもの。密教の修法のうち、聡明を求める秘法のことで、これを修した行者は、あらゆる経典を記憶し、理解して忘れる事がなくなるという。
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              | こかじ・えいめい…1938(昭和13)年大分県に生まれる。’61年明治大学卒業。’79年大覚寺伝灯学院に入学。保寿院流伝法灌頂入壇。’83年桔梗山三明院を建立。2017年遷化。 |  |