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PON・・・文と絵

作者のPONは20代の鬱病に悩む女の子です。今もまだ医師の指導でいろんな薬を服用し、病気と闘っています。
リストカッターであった彼女も、死を求める反面、見知らぬ人の自殺のニュースに心を痛め、涙を流すのでした。
そんな彼女が、たったひとりでも、この本で自殺を思いとどまってくれたら……との願いをこめて描いた絵本です。

  
消えてしまいたかった
PON・・・文と絵
A5判・ソフトカバー・82頁
定価840円
(本体800円+税)
ISBN4-88591-978-9

死なないで!!
誰もこの苦しみをわかってくれない……自分なんて、生きていてもしかたない……でも、あなたにしかできない事がきっと……いや、絶対あるはず!

PON1980年大阪生まれ。まだカミングアウトする勇気がないので、本名は秘密です。「先天性心臓中隔欠損」という心臓の隔壁に穴が存在する病気で、小学生まで病院に通院。幸運にも心臓の成長に比して穴が検出不能までに小さくなり、日常生活を送れるようになる。しかし、幼少期に自由な運動ができなかったことから多くの友だちをつくれず、内向的性格が形成される。高校に進学するが、親友たちと別学校になり、イジメに会う。担任教師に相談するが理解されず、逆に説教される。自己保身しか考えない教師から学校そのものに失望して自主退学。その後、なんとか「社会でがんばろう」と就職活動をするが、高校中退者に世間は冷たく、人間不信に陥る。現在、フリーターをしながら「自分と同じような思いでいるひとの少しでも役に立てたら…」と絵と文を描き続けている。

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