密教法具に学ぶ

ISBN978-4-88591-958-9
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加持の法具である密教法具は、衆生(=行者)の即身成仏を助けるための如来大悲の象徴である──密教法具にこめられた意義と作用を、主に在家の人びとを対象に詳細に解説。
併せて読経の大切さについても平明に説く。口絵カラー一葉。◉2刷◉

  
 
密教法具に学ぶ
付 読経の精神と功徳 

今井幹雄﹇著
四六判・上製・225ページ
定価2,100円
(本体2,000円+税)
ISBN978-4-88591-958-9
 初版発行 2005年8月
 2刷
目次
1 修法道場は荘厳された生命の世界
   密教寺院は何故薄暗いか/青年修行僧の思い出/須弥壇上は生命の種々相
  宮殿──精神の具象化
   餓鬼の棲家は諸々の不浄所
  秘仏──絶対を象徴するもの
   絶対は眼に見えない/仏の真身は見ることが出来ない/現象は皆如来である/拝むことによって仏になる

2 密教法具に秘められている加持の真理
  加持──仏の力を戴く秘法
   真言宗は加持の法門/智慧と慈悲を象徴するもの/仏の慈悲と衆生の新人を表す/供養腹三日は仏の慈悲
  脇侍──智慧と慈悲の象徴
   何故に「如来の大悲」か/般若とは「如」に達する智慧/慈悲の悲は智慧の悲しみ/大悲とは智慧ある慈悲/ほか
  大壇──金剛堅固の法域
   菩薩永劫修行の道場/曼荼羅とは何か/荘厳とは拝むことである
  結界──求道心が築く法域
   求道心の有無を問う結界/金剛軍荼利と毘那耶伽/行者の妄念に呼応する魔性たち
  金剛橛──求道心を支えるもの
   金剛橛と金剛線/五種結界が意味するもの
  多宝塔──精神の尊厳の象徴
   法身の舎利を納めるもの/大地こそ仏法の基盤/何故大日如来はア字であるか/舎利塔が意味するもの
  五瓶花──生命の花を開かせるもの
   水は何故に宝珠であるか/何故に宝瓶であるか/龍とは衆生の業である/五色とは仏の慈悲を表す/ほか
  輪宝──煩悩即菩提の説法
  羯磨──仏凡一如の事業完成

3 加持の法力を象徴するもの
  礼盤──菩薩の台座
   修法者は菩薩である
  塗香──三業の垢穢を断除するもの
   垢穢を浄める戒律
  洒水──生命を潤すもの
   慈悲の水を流出する智慧/水中の垢穢を焼尽するもの
  六器──仏に捧げる六種供養
   仏への供養は自らの修行
  六種の供養の意味するもの
   焼香の功徳─如来無碍を得る/閼伽の功徳─煩悩罪垢を洗う/塗香の功徳─心身清浄となる/華鬘の功徳─わが身を
   美しくする/飲食の功徳─心身を養う/灯明の功徳─智慧増長するもの
  金剛杵──加持力の象徴
   金剛盤─菩提心の象徴
  五鈷杵──加持力を戴くもの
   如来の大悲とは何か/仏の智慧と衆生の煩悩と/煩悩を摧破するもの
  三鈷杵──三業を浄めるもの
   読経とは仏となることである
  独鈷杵──勇猛精進を象徴するもの
  金剛鈴──人語を超える説法

付 読経の精神と功徳
 死ねばお経の意味が判るか? /死者は読経を喜ぶのか? /読経の意義は想念の浄化/ 写経の尊さ/読経とは聞くことである/読経は仏道修行の基盤/仏法に過去の罪報はない/説法は菩提心を聴衆とする/『理趣経』の特異性/加持祈祷の原点/菩薩となって読経する/六欲天の風光/読経は即身成仏を体現する/鬼神とは何か/現世を現出せしめる想念/庶民の悲惨を語る『秘鍵』後書/鷲峯説法の意義/回向の大事/ほか

今井 幹雄(イマイ ミキオ)
宗教紙『六大新報』主幹を長く務めた。著書に『修法』『それ迷信やで』『秘境 邪馬台国─仏教者が見た神話と古代史』『深く経蔵に入りて智慧海の如くならん』『仏教を推理する』『観世音菩薩物語─淀姫大明神霊験記』『真言宗昭和の事件史』(以上、東方出版)などがある。2008年逝去。

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