タピストリーを視る
朝倉美津子 著
ISBN4-88591-892-8
   京都の現代タピストリー作家が、タピストリーの歴史から現代の作家とその作品まで、古今東西の様々な魅力あるタピストリーを幅広く紹介。祇園祭の山鉾の胴掛にも西洋のタピストリーが使われているってご存じ?  作品紹介など図版はオールカラーで収録。。
タピストリーを視る
朝倉美津子﹇著
A5判・ハードカバー・222頁
本体2,800円+税
ISBN4-88591-892-8
2004年4月刊行
 目次
第一部 タピストリーの歴史
 1 はじまり
   西洋タピストリーの前提/現存する最古の織物/十字軍とコプと/ほか
 2 中世のヨーロッパ
   初期のタピストリー/ヨーロッパ・タピストリーの開花/アンジェの黙示録/ほか
 3 織師達の時代
   アラッツィ/トゥールネ/タピストリーに見られる様々なモチーフ/ほか
 4 栄光の時代
   ミル・フルール/ブリュッセルの台頭/産地の商標/ヤコブの物語/ほか
 5 絵画化へ
   画家の影響/ゴブラン/絵を写したタピストリー

第二部 日本文化とタピストリー
 祇園祭/長刀鉾/屏風祭/解明された来歴/西陣の綴れ織り/京都と祇園祭/ほか

第三部 現代のタピストリー
 1 タピストリーの復活
   ウィリアム・モリスからアニー・アルバースへ/ジャン・リュルサのビエンナーレ/ほか
 2 新しい織り造形
   ヤゴダ・ヴィッチ/ロエス・ファン・デル・ホルスト/モイク・シーレ/ほか
 3 現代タピストリーの展開
   シーラ・ヒックス/リア・ヴァン・エイク/建築とともに/ほか

 参考文献
あさくら・みつこ1950年京都市生まれ。1971年、まるをテーマとした一連の染織タピストリー作品発表を皮切りに作家活動を始める。建築空間のための作品を中心に制作。各国の美術館や機関などに作品が収載されている。作品集『現代のタピストリー』(共著)、『糸の声を聴く朝倉美津子タピストリー作品集』(共にふたば書房刊)。
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