| 韓国社会でいまも古典として読み継がれている大河小説の全訳なる！上下巻で総1,700 頁の大著。朝鮮の日本植民地時代の抗日闘争、解放後の朝鮮統一運動の熾烈な闘いと悲劇的な結末、朝鮮の若者たちの青春と挫折を、史実を基に描いた作品。 |
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智異山 下
李 炳注 著／松田暢裕 訳 |
| A5判・ハードカバー855頁 |
定価
本体4,500円＋税 |
| ISBN978-4-86249-246-3 |
| 2015年 8月 刊行 |
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| ◉下巻（智異山パルチザン編）…解放後のソウルでは左翼と右翼が激しく対立していた。アメリカとソ連の信託統治に反対する朴泰英は共産党から除名処分を受ける。自分の進むべき道に苦悩する泰英は時代に翻弄されながら、ついに智異山へと帰って行く… |
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イ・ビョンジュ…1921年韓国慶尚南道河東出身。明治大学文学部卒。早稲田大学仏文科修学。戦時中、学徒志願兵として日本軍にとられ中国で解放を迎えた。帰国後、晋州農大、海印大、梨花女子大学などで教鞭をとり、釜山国際新聞の主筆兼編集長を務めた。1965年中編『小説アレクサンドリア』を発表して文壇に登場。『関釜連絡船』『落葉』『小説南労党』『智異山』等多くの作品を発表し、韓国文壇における元老作家としての地位を確立した。1992年没。
まつだ・のぶひろ…1970年千葉県生まれ。奈良教育大学卒業。1993～94年に韓国延世大学校韓国語学堂に留学。新東京国際空港（現・成田国際空港）輸入貨物搬入の仕事を経て、1996年より奈良県の小学校に勤務。 |
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