金大中事件最後のスクープ
古野喜政 著


ISBN978-4-86249-160-2
金大中事件
  最後のスクープ
               古野喜政 著
金大中が日本で韓国中央情報部により拉致されてから37年。事件を執拗に追い続けたジャーナリストが掴んだ驚愕のスクープ。
金大中事件最後のスクープ
古野喜政 著
四六判・並製・180ページ
本体1,500円+税
ISBN978-4-86249-160-2
 2009年 4月 刊行
第一のスクープ 金東雲を知る男の証言
 金東雲の素顔/新聞記者から公調情報マンへ/坪山晃三と金東雲の出会い/銀座第一ホテルの拉致計画/ほか

第二のスクープ 坪山、捜査本部ですべてを語る入管の指紋は役に立たなかった/三紙のスクープ「自衛隊関与」/
 自衛隊は拉致に関与したか/ほか

第三のスクープ 主権放棄の鍵を握る男
 記者と警察の熾烈な闘い/警察は拉致を事前に知っていたか/警察は坪山情報をひた隠しにした/後藤田が厳命「消えておれ」/ほか

第四のスクープ 日本警察は金東雲のその後を知っていた
 日本の横やりで金東雲、窓際に飛ばされる/政府と外務省には人権感覚がなかった/「新証拠が出たらやり直す」も嘘/ほか

第五そして最後のスクープ 安炳旭教授、衝撃の証言
 金東雲は今もソウル首都圏で生きている/真実委の調査を妨害した日本外務省/まさか! 本当か!
 日本の言論人がKCIAの手引きをした?/ほか
私にとっての事件記者の師匠で73 歳の現役記者である著者が37 年前の謎を解き、核密約に続く日本外交の恥部を暴いた。
                                               ジャーナリスト 鳥越俊太郎
ふるの・よしまさ……1936年北九州市生まれ。'60年京都大学法学部卒、毎日新聞大阪本社入社。社会部で事件を担当。'73年3月~'76年3月ソウル特派員。金大中拉致事件、民青学連(日本人2学生逮捕)事件、文世光大統領狙撃事件を取材。大阪本社社会部長、編集局長、常務取締役・西部本社代表。スポーツニッポン新聞大阪本社専務取締役。現在日本ユニセフ協会大阪支部副会長、ヒューライツ大阪理事など。著書に『金大中事件の政治決着-主権放棄した日本政府』(東方出版)、『韓国現代史メモ』(幻想社)、『どうなる南北統一Q&A』(共著、解放出版社)など。訳書に『ソウルの華麗な憂鬱』(共訳、国書刊行会)がある。
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